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偃松橋から総⾨を望む
⽩鷺池

名勝及史跡円覚寺庭園

所在地:神奈川県鎌倉市⼭ノ内
指定年月日:昭和7年7⽉23⽇ 名勝及史跡指定(妙⾹池及び⽩鷺池周辺)
      昭和42年4⽉24⽇ 史跡指定(旧境内範囲)
所有者:臨済宗円覚寺派 ⼤本⼭円覚寺
公開:常時公開(年中無休)
ホームページ:https://www.engakuji.or.jp/


【庭園の概要】
 円覚寺は、瑞⿅⼭円覚興聖禅寺と号し、鎌倉五⼭第⼆位に列する巨刹で、臨済宗円覚寺派の⼤本⼭です。開⼭は中国宋の⾼僧無学祖元(1226-86)、開基はときの執権北条時宗(1251-84)で、弘安5年(1282)に開堂供養が⾏われ、本尊に華厳経の教主盧遮那仏の丈六像が安置されています。建武年間(1333-35)頃に描かれたとされる「円覚寺境内絵図」(重要⽂化財)は、最盛期の頃の円覚寺の姿を今に伝えています。
 円覚寺庭園に関する作庭の記録は残されていませんが、「円覚寺境内絵図」には、⽅池(⽩鷺池)と妙⾹池がすでに描かれています。昭和7年(1932)、妙⾹池周辺および⽩鷺池周辺が名勝及史跡に、昭和42年には旧境内の範囲が「その由緒を保護するため」また「主として円覚寺伽藍図(重⽂)に則る」として史跡に指定されています。


【整備事業の概要】
 円覚寺庭園の⽩鷺池は、明治21年(1888)の横須賀線開通により境内地から分断されましたが、「円覚寺境内絵図」にも描かれた左右相対の⽅池を今なお残し、円覚寺の構えとして、現在も多くの参拝者を受け⼊れる⼤本⼭の⼊⼝です。昭和38年(1963)に護岸の改修⼯事が⾏われましたが、その後50年以上が経過し、⽔質悪化や⽔流不良、護岸⽯積の崩落、参道の傷み、樹⽊繁茂による⾒通し不良など、⼤きな課題が多数発⽣していました。折しも円覚寺では、平成30年の釈宗演⽼師100年遠諱、平成31年の⼤⽤国師200年遠諱と、⼤遠諱事業を控えていたことから、⽂化財庭園の適切な保存と景観の向上、今後の良好な維持管理のために環境整備を実施することとなり、平成29年度から環境整備⼯事を開始し、令和元年度に完成しました。


【業務実績】
  《調査・測量》
    平成30年度 実測図作成(偃松橋)
  《設計・監理》
    平成29年度〜令和元年度 環境整備事業/実施設計及び設計監理業務
  《報告書》
    令和元年度 環境整備報告書作成業務



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